• ボイラーを炊かない太陽光だけで完熟させた宮古島マンゴー

    日本のアップルマンゴー
    国産のマンゴーは熟すと果皮に油膜状のものが現れ、何とも言えぬ甘い香りを発する。種に沿ってナイフで三枚におろすようにカットすると、果汁が滴り、いっそうその香りが広がる。

    そしてそのジューシーな橙色の果肉を口に頬張るやいなや、口いっぱいに豊かな風味が広がり、
    頬が落ちるような軟らかな甘みと甘い香りに酔うことができる。
    これは完熟マンゴーだけのものであり、他では味わえない。

    また、「マンゴーは冷やせば甘みだしか楽しめず、香りを楽しむことができない。もったいない限りである。」
    とマンゴーの研究における第一人者である、米本仁己氏は言う。

    これら、国産マンゴーのほとんどは「アーウィン」という赤色が濃い品種で、俗に言うアップルマンゴーである。
    わが国に輸入されている「ケント」や「トミーアトキンス」などもアップルマンゴーの一種である。

    マンゴーはウルシ科マンゴー属の植物で近縁種にウルシやハゼの木がある。
    だから、まれにマンゴーでかぶれる人もいるので、アレルギー体質の人は注意が必要である。

    熱帯アジア原産で、沖縄県が露地栽培できる北限にあり、
    九州以北ではビニールハウスで加温栽培しないと、冬の寒さで枯死する。

    しかし、沖縄、宮古島でもマンゴーの開花時期に梅雨が到来するためにビニールハウスでの栽培となる。
    実際には非加温栽培が可能なのは沖縄南部から以南、石垣島、宮古島である。